専門研修プログラムについて
プログラムの概要
静岡伊豆半島総合診療専門研修プログラムは伊豆半島の施設を中心に連携しており、それぞれが地元に密着した医療を行いながら、人事交流などで相互に補完しあっています。
そのような環境の中で、以下のような総合診療医育成を目指しています。
- ・医療従事者/資源の限られる地域での総合診療ができる。
- ・他科との連携が必要な都市部の総合診療ができる。
- ・旅行者、外国人といった医療弱者対象の総合診療ができる。
研修実績
伊東市民病院、伊豆今井浜病院、いなずさ診療所、戸田診療所の運営母体であるJADECOM(地域医療振興協会)は総合診療医・家庭医を多数育てた実績があり、当院は関連病院として関わってきました。
テレビ会議システムを使った経験省察研修録(ポートフォリオ)作成勉強会や、施設間のサイトビジットも可能です。
伊東市民病院の特徴
伊東市民病院は、伊豆半島東部の急性期医療を担う病院で、疾患の種類によらず周辺市町の入院患者の多くが当院に入院します。
救急では1次救急から2.5次救急とも言えるような重症度の幅広さと、地域のすべての患者を診る疾患領域の幅広さの両方に対応する、地域医療に欠かせない施設です。研修医の役割も大きく、指導医のもと、実践的な経験がつめること間違いなしです。年間救急車搬送台数は3,754件(平成28年度実績)で、ヘリポートを設置しています。
急性期疾患はもちろん、今後も医療構造上大きな位置を占める慢性疾患にも取り組んでおり、バランスの取れた研修が可能です。
平成25年3月に新病院がオープンし、研修のためのシミュレーションセンターも開設しました。スキル・トレーニングを安全、効果的に行える環境も充実しています。内科では総合内科ローテートで東京ベイ・浦安市川医療センター、飯塚病院と連携し、EBMにのっとった医療を展開しています。
連携施設
12ヶ月間の研修を行う総合診療専門研修Ⅰの施設は全て、へき地や医療資源に乏しい地域に該当し、医療従事者や資源の限られる地域での総合診療を学びます。 最低6ヶ月間を予定している総合診療専門研修Ⅱの研修では、他科との連携が必要な都市部の総合診療を学びます。総合診療専門研修Ⅰ
総合診療専門研修Ⅱ
ローテート例
見学について
病院見学は随時受付しています。じっくり見学できるように、1日1名限定としております。
基本見学スケジュール
平日の8時30分から17時まで、午前は内科病棟を中心に見学、午後は訪問診療へ同行します。専攻医とのランチや懇談、幹部面談や指導医によるプログラム説明もあります。希望者はカンファ等の見学も可能です。
※土・日・祝祭日と年末年始は見学除外日となります。
申込み方法
見学希望日の2週間前までにフォームからお申込みください。
当院からの返信をもってお申込み確定となります。数日待っても返信が無い場合にはお電話にてご連絡ください。
専門研修医 待遇・応募要項
雇用形態・勤務時間 | 正職員 平日 8:30~17:00(休憩1時間) 土曜 8:30~12:30(月2回) 当直 17:00~翌8:30 ※時間外・休日勤務上限時間 年960時間以内 |
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年俸 | 1年目 6,866,000円/年 2年目 7,372,000円/年 3年目 8,185,000円/年 ※基本給、60時間/月の固定時間外手当、業績給、医療機能強化手当を含む |
諸手当 | 日直・当直(30,000円/1回)、住宅(27,000円/月上限)、通勤(交通機関55000円・車31,600円上限)、家族(配偶者13000円等規定により)、時間外 等 |
休日・休暇 | 【休日】 土曜(2回)、日曜日、祝日 【有給休暇】 10日/年~ 【特別休暇】 リフレッシュ3日、慶弔等
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社会保険 | 健康保険、厚生年金保険、雇用保険、労災保険 |
医師賠償責任保険 | 病院加入有 |
社宅・住宅 | 職員宿舎有 平成29年2月竣工 無料駐車場あり |
福利厚生 | 学会補助、研修参加費・交通費等の支給(100,000円/年上限) 健康診断2回、予防接種(インフルエンザ、B型肝炎、コロナ等必要に応じて) |
応募資格(応募規定) | 医師免許取得2年以上の臨床経験を有する医師 |
募集定員 | 2名 |
試験日程 | 希望日をメールでお知らせください |
選考方法 | 面接 |
応募書類 | 令和7年度採用 専門研修申込書(ダウンロード) |
応募方法 | 封筒に「専門研修応募書類在中」と朱書きのうえ、応募書類を郵送してください。
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連絡先 | 住所: 〒414-0055 静岡県伊東市岡196番地の1 宛先:伊東市民病院 医局事務 連絡先担当者名:市川明美 e-メールアドレス:akemiic@jadecom.jp
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